お菓子ピクニック


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  今日は1日家族と過ごすDAY.


「お菓子ピクニックがしたい!」という娘の希望を叶えるため、まずは アメ横の二木の菓子に向かう。


二木の菓子に行くのは、もう20年以上ぶり!?


久しぶりに行くと、世界各地のお菓子がたーくさん並んでいて、見ていてとても楽しかった。


結局、買ったものは、コインチョコ、M&Mのチョコ、オランダ🇳🇱のキャラメルワッフルでした。


二木の菓子の隣には、二木ゴルフ。そして、そのまた隣には、カフェ ニキ ってものまであった。

二木さんって人が社長なのかなぁ。


さぁて、お菓子を買ったら、不忍池へ向かうことに。


不忍池に着くと、バイオリン🎻を弾く男性とドラム🥁を叩く男性がストリートパフォーマンスをしていた。


演奏はなかなか上手だが、先日見た大道芸のお兄さんと比べると、マイクパフォーマンスが地味で控えめである。


私たちは、先程買ったお菓子を食べながら、演奏が見えるところに座って、耳を傾けた。


3曲目に奏でたのは、アストラピアソラリベルタンゴだった。 


ピアソラを聴くのは、もう何年ぶりだろう?

大学生の頃、初めて聴いた時の高揚感。


私の人生が今こうなっているのは、ピアソラの曲があるからと言っても過言ではない。


バンドネオンを探して、中古の楽器屋を見て回った時の記憶が、ふとよぎった。


そんなことを考えていると、娘は「握手してくる」と言って、バイオリニストの前に駆け寄っていった。


止める間も無く、駆け寄って 目の前に立つ娘。

しかし、バイオリニストは無反応。

あれ??


そうか。そうだったのか。

彼は、何も見えないのだ。

えりなの存在も。

目の前の観衆も。

この不忍池も。


自分の足元にいる娘にぶつかって、初めてそこに誰かがいることに気づき、握手をしてくれていた。


全盲のバイオリニスト。

それでも、ここでピアソラを奏でている。

アルゼンチンにも行ったことはないだろう。

世界をその目で見たことはないのだ。

でも、ピアソラの作った曲を奏でている。


静かに静かに感動した。演奏のクオリティは、よくわからない。でも、彼の中に広がる世界に、私は希望と幸せを感じ、私の中にもその希望が伝わったのだ。


そっと、その場を離れ、不忍池の中央にある辯天堂に寄り、芸事の神様にフラの上達を祈る。


琵琶の楽器の形をした絵馬が、とても可愛い。


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辯天堂の裏には、ボート乗り場があり、そこで スワンボートに乗った。外から池を眺めるのと、池から周りを見るのとでは随分違うなぁと思った。


流れ行く時間が少しだけ ゆっくりになった気がした。


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お腹が空いてきたので、アメ横に戻り、もんじゃ焼き 月島「もへじ」へ。


もんじゃ焼きは、やっぱり 明太子もちもんじゃ が一番。夫は、いつもベビースター入りのもんじゃ。


娘は、初もんじゃ! 


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美味しかったーーー!!!


外は雨☔️


本日のメインイベントは、 鳥越神社の祭りなのだが、雨の中の移動や待ち時間はきついなぁ。


でも、せっかく来たので、歩いて鳥越に向かう。

佐竹商店街を抜け、おかず横丁へ。

屋台がたくさんひしめき合う通りに出てきた。


結局、神輿は見ることができなかったが、祭りの気分は味わえたからいっか。


娘にとって、祭りは カキ氷が食べられる場所なのだから。

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